2010年7月8日木曜日

Windows 7の32ビット版と64ビット版

最近、よく質問されることがある。それは、「Windows7のパソコンに、32ビットと64ビットの2種類があるけれども違いは何?」。
Windows XPまでは32ビット版が主流だったが、Windows Vistaから64ビット版を採用したパソコンが登場し、少しずつだが普及が進んできた。
Windows 7では、32ビット版と64ビット版の両方のディスクが入っていたり、パソコン購入時に選択できるものも出てきている。
32ビット版と64ビット版の大きな違いは、認識できるメモリの容量である。
いま一般的な32ビット版では、扱えるメモリーは最大4GB(=約40億バイト)までで、4GB以上は増設しても利用できない。
一方、64ビット版は理論上、最大16E(エク サ)B(=16×10億×10億バイト)まで扱える。〔Athlon 64では、扱えるメモリーは16EBよりは少なく、1T(テラ)B(=約1000×10億バイト)〕
64ビット版のほうが有利に感じるが、しかし簡単に軍配を上げる訳に行かない。
問題なのは周辺機器だ。プリンターやWebカメラなどを動かすのに、64ビット版のドライバーソフトが必要になるからだ。
新しい機器なら問題ないが、少し古い機器になると対応していない場合がある。 古い周辺機器を使う場合は、32ビット版の方が有利である。
大きなメモリ容量で使いたい場合は64ビット版、いままでの周辺機器を使いたい場合は32ビット版と言う選択かな?
それと、会社で使う場合は、Windows 7をWindows XPにダウングレードして使う方法もある。XPは2014年春までサポート期間が延長されているので、とりあえずXPのままで使い、その後、Windows 7に変更するという方法である。購入時にWindws 7を既に購入しているので追加料金は
かからないし、ビジネスソフトなどを使っている場合には、お勧めである。

参考になった記事:日経トレンディネット

0 件のコメント:

コメントを投稿