2010年7月16日金曜日

オヤジのビール=スーパードライ

2、3日前の新聞に、今年上半期のビール出荷量で、アサヒが2年ぶりに首位という記事を読んだ。
しかし、全体の出荷量は減少し、過去最低をを更新したという。
そんな記事を読みながら、アサヒの「スーパードライ」が「オヤジビール」だという話を思い出した。
自分たちの若い頃は、キリンの「ラガービール」がオヤジビールの象徴だった。ドライ発売の1987年からすでに20年以上が経過し、ドライの愛飲者は40代、50代と高齢化したという訳だ。
いま、「スーパードライ」の合言葉は「脱・オヤジビール」だそうで、若者向けのキャンペーンを展開中だ。
もう「ラガービール」は「お爺さん・ビール」ということか? しかし、120年もの伝統を持つキリン「ラガービール」も今年1月に、ホップの量を1.3倍に増やし、コクや飲みごたえを強くしている。
しかし、5月の小出商工会総代会に、「ラガービール」がテーブルの上にあったが、誰も味が変わったと気づいてくれなかった。残念(-_-;)。
発泡酒や第3のビールなどの銘柄が増えたにも関わらず、これぞというヒット商品が登場していない。
ウィスキーを炭酸で割る「ハイボール」が好調で、角瓶の出荷調整中というが、ウィスキー離れが進む中、本当のヒット商品になるのだろうか?
若者の酒離れが進む中、酒好きな「オジサン」たちが健闘しているという訳だ。
しかし「スーパードライ」を飲みたいが、家計のことを考えて「第3のビール」やペットボトルの「焼酎」を飲んでいるのが、いまの「オジサン」の現実である。

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